俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品（2010年以降）等所収。順次拡充予定。
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俳句 作者季語季節出典
日は闌けて野に夏草の匂ひかな 関成美夏草夏H23俳人協会カレンダー
土手に立つときのひとりや夏薊 染谷晴子夏蕨夏H23俳人協会カレンダー
蝮蛇見し眼しばらく捨てをきぬ 北田祥子蝮蛇夏H23俳人協会カレンダー
青芝に影を転がす母子かな 新保冨美子青芝夏H23俳人協会カレンダー
首かしぐおのれの影に羽抜鳥 青木勝枝羽抜鳥夏H23俳人協会カレンダー
公園のベンチに誰もゐぬ暑さ 青木華都子暑さ夏H23俳人協会カレンダー
夏衣しづかに泡を切る茶筅 玉井翠陽夏衣夏H23俳人協会カレンダー
大茅の輪円の一点跨ぎけり 味香道子夏越夏H23俳人協会カレンダー
東山回して鉾を回しけり 後藤比奈夫祇園祭夏H23俳人協会カレンダー
一生の中の夕べや水を打つ 神蔵器打水夏H23俳人協会カレンダー
合歓咲いて皇后様の子守歌 佐藤信子合歓の花夏H23俳人協会カレンダー
峰雲や大きなことは考へず 山川幸子雲の峰夏H23俳人協会カレンダー
絵扇の大海原をひらきけり 河野青華扇夏H23俳人協会カレンダー
無人駅日傘たためば列車発つ 太田如月日傘夏H23俳人協会カレンダー
青年になつて雪渓仰ぎをり 曷川克雪渓夏H23俳人協会カレンダー
すめろぎの山と歌はれお花畠 吉川紀子お花畠夏H23俳人協会カレンダー
この奥の秩父は知らず清水汲む 井桁汀風子清水夏H23俳人協会カレンダー
白地着て明治一徹つらぬけり 菊井稔子白地夏H23俳人協会カレンダー
甚平の似合ふ卒寿となりにけり 野原春醪甚平夏H23俳人協会カレンダー
打水の一瞬にして消えにけり 戸根川みつ子打水夏H23俳人協会カレンダー
これよりはわたしの時間髪洗ふ 今井星女髪洗う夏H23俳人協会カレンダー
子を叱る声も泣きをり夏の月 河野亘子夏の月夏H23俳人協会カレンダー
麦湯呑み干す二十四時間自由の日 村山砂田男麦湯夏H23俳人協会カレンダー
口実は何でもよろしビール飲む 吉川一竿ビール夏H23俳人協会カレンダー
ため息に風鈴ひとつ応へけり いのうえかつこ風鈴夏H23俳人協会カレンダー
次の世も私の母で浮いて来い 小林雷魚洞浮人形夏H23俳人協会カレンダー
酒断ちやジョッキに咲かす水中花 大野素郎水中花夏H23俳人協会カレンダー
闘犬の鎖の太き炎天下 大竹多可志炎天夏H23俳人協会カレンダー
鏡中に風のカーテン昼寝覚 山﨑千枝子昼寝夏H23俳人協会カレンダー
どこを開いても夕焼色の本 今瀬剛一夕焼夏H23俳人協会カレンダー

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