俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20564句中10321-10350句を表示
俳句 作者季語季節出典
こんちきちんのちんをちりばめ鉾祭 齊藤いさを鉾祭第20回俳句大賞入選
しづけさの草のあはひや露涼し 中村祐子露涼し第20回俳句大賞入選
チゴイネルワイゼン青蔦吹く出窓 柴田南海子青蔦第20回俳句大賞入選
つばくらめ来さうな日なり縁を拭く 戸栗末廣燕来る第20回俳句大賞入選
トマト抱き女性専用車輌かな 西山雅子トマト第20回俳句大賞入選
なにやかや買うてさみしき花の昼 糸井芳子花の昼第20回俳句大賞入選
はつ夏のパレットに足す草の色 宇野恭子初夏第20回俳句大賞入選
ひつぱつてひつぱつて着る水着かな 藤池芳子水着第20回俳句大賞入選
ひとり身の子が来て眠る夜の秋 石橋邦子夜の秋第20回俳句大賞入選
ふところの子犬も濡れて夕立あと 横山幸嗣夕立第20回俳句大賞特選
ブラインドの隙間のゆがみ夏の行く 淺田洋子行く夏第20回俳句大賞特選
ベトナムの研修工ら夜濯ぎす 金澤彰夜濯第20回俳句大賞入選
マンモスを抱いてきたる氷かな 杉田菜穂第20回俳句大賞入選
もう逢へぬ人の手紙や後の月 中嶋旺泉後の月第20回俳句大賞入選
ゆくほどに闇のととのふ螢狩 奈良葉第20回俳句大賞入選
磯漁の父が歯形の箱眼鏡 中野彰一箱眼鏡第20回俳句大賞入選
一礼のあと容赦なき初稽古 高卯石男初稽古新年第20回俳句大賞入選
雲の峰瓦いちまい分の喜捨 鈴木恭子雲の峰第20回俳句大賞入選
曳売りや鰯の水をこぼしつつ 山下良江第20回俳句大賞入選
遠き日の復員の埠頭海月浮く 三宅逍記海月第20回俳句大賞入選
遠富士をまづは称へて海開き 棚部久子海開き第20回俳句大賞入選
夏鷹を点じて空の深さあり 宮澤薫夏鷹第20回俳句大賞入選
夏蝶を離れてしまひさうな影 長谷川槙子夏蝶第20回俳句大賞入選
夏怒濤ほとけ姿の奇巌立つ 山本麓潮夏怒涛第20回俳句大賞特選
花嫁のやつて来たりし旱村 山東爺第20回俳句大賞入選
花火の夜母亡き部屋に集りぬ 山口素基花火第20回俳句大賞入選
開襟のわつと新宿一丁目 山守拓治開襟シャツ第20回俳句大賞入選
寒鯉や鉄の重さの影をもち 中尾茉莉子寒鯉第20回俳句大賞入選
寒凪の海見て下る一の谷 石川紀子寒凪第20回俳句大賞入選
汗の子を前と後に強く漕ぐ 長野靖子第20回俳句大賞入選

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