俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品(2010年以降)等所収。順次拡充予定。
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20564句中15631-15660句を表示
俳句 作者季語季節出典
草矢打つよもやの人に当たりけり 久保田珠生草矢第54回関西俳句大会
藻の影をうろくづ過る冬至かな 上原悦子冬至第54回関西俳句大会
騒ぐ子のひとりもをらず吉書揚 大和愉美子吉書揚新年第54回関西俳句大会
即身仏崇むる山の銀河濃し 小林恕水銀河第54回関西俳句大会
足の指閉ぢて開きて春を待つ 冨安トシ子待春第54回関西俳句大会
足攣つつて初夢木端微塵なり 安部桂初夢新年第54回関西俳句大会
村祭温和しき馬借りて来て 木下敦子村祭第54回関西俳句大会
鯛焼の鱗数ふる日和かな 本土彰鯛焼第54回関西俳句大会
大寒の汗光らせて墨を練る 渡辺政子大寒第54回関西俳句大会
大寒や峠に刺さる祈祷札 播广義春大寒第54回関西俳句大会
大山に大きな虹のかかりけり 坂元軒二第54回関西俳句大会
大白鳥歩めば日向移りけり 宇野恭子白鳥第54回関西俳句大会
大和しうるはし虫喰ひの冬菜こそ 山中谷勝子冬菜第54回関西俳句大会
鷹渡る空青すぎず暗すぎず 富田範保鷹渡る第54回関西俳句大会
滝となる水の一念通しけり 岸しのぶ第54回関西俳句大会
誰彼の来ては焚火を育てけり 手塚泰子焚火第54回関西俳句大会
探梅のやがてひとりになりにけり 山内節子探梅第54回関西俳句大会
探梅や岬より船の表れて 藤池修次探梅第54回関西俳句大会
炭の名に菊や桜や初手前 広岡育子初手前新年第54回関西俳句大会
断崖に鷹の孤影や奥熊野 山口一世第54回関西俳句大会
地に触るることなく消ゆる春の雪 山近由美子春の雪第54回関西俳句大会
地球儀の置かれし窓辺小鳥来る 古賀勇理央小鳥来る第54回関西俳句大会
池の面の靄の霽れゆく初明り 角雅行初明り新年第54回関西俳句大会
置かれたる鵜籠に昨夜の湿りあり 富井惠子第54回関西俳句大会
竹笛は己が手作り村祭 木下敦子村祭第54回関西俳句大会
竹馬の高さに隠岐の海荒るる 松本英夫竹馬新年第54回関西俳句大会
着ぶくれて今の進化に追ひつけず 杉江茂義着ぶくれ第54回関西俳句大会
着ぶくれて人に尋ぬる現在地 角野京子着ぶくれ第54回関西俳句大会
着ぶくれて余命一日使ひ切る 浅川正着ぶくれ第54回関西俳句大会
着膨れて他人のやうな影となり 時田勇二着ぶくれ第54回関西俳句大会

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