俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品（2010年以降）等所収。順次拡充予定。
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俳句 作者季語季節出典
おばさんとなりて楽しやあつぱつぱ 永尾春己あっぱっぱ夏第24回俳句大賞特選
落羽松の気根ごつごつ夏旺ん 宮﨑茂子夏旺ん夏第24回俳句大賞入選
その中に亡き子も混じりしやぼん玉 斎藤淳子石鹸玉春第24回俳句大賞入選
受験子へ持たせる父の腕時計 古川和子受験子春第24回俳句大賞入選
水嚙んでまた嚙んで飲む広島忌 陣田泰治広島忌夏第24回俳句大賞入選
父眠る海遥かなり貝風鈴 藤岡孝子風鈴夏第24回俳句大賞入選
初夏や野にほどけゆく牛の群れ 大信田宏子初夏夏第24回俳句大賞入選
脈を見る指あたためて初仕事 佐藤千恵子初仕事新年第24回俳句大賞入選
赤子泣き打ち上げ花火始まりぬ 細野和子花火夏第24回俳句大賞入選
透明をつかみ出したる心太 狩野忠史心太夏第24回俳句大賞入選
帰省の子夜風を入れて眠りけり 秋千晴帰省夏第24回俳句大賞入選
兵あまた送りし港鯊を釣る 黒田智彦鯊秋第24回俳句大賞入選
仰向けに泳ぎて空を進むなり 瀬戸幹三泳ぎ夏第24回俳句大賞入選
万緑や木曾馬太き尿放ち 稲葉三惠子万緑夏第24回俳句大賞入選
紙コップつぶし八月十五日 西澤照雄八月十五日秋第24回俳句大賞入選
くつきりと子の名彫られて墓灼くる 岡林稲甫灼く夏第24回俳句大賞入選
声掛けて撫でて叩きて桜守 小松和子桜春第24回俳句大賞入選
江の電の床の砂ふみ夏惜しむ 小林美智惠夏惜む夏第24回俳句大賞入選
人形の黒髪春の闇深し 中西恭代春の闇春第24回俳句大賞入選
真つ白き米粒八月十五日 苅谷裕里子八月十五日秋第24回俳句大賞特選
小満の京打菓子の五つほど 橋本雅子小満夏第24回俳句大賞特選
雲よりも白きもの干し夏に入る 松本笑子夏に入る夏第24回俳句大賞入選
物音の闇にはり付く走り梅雨 河原昭子走り梅雨夏第24回俳句大賞入選
風ばかり掬ひし父の捕虫網 石川暘子捕虫網夏第24回俳句大賞入選
滴りて岩の光陰ぬめりけり 高畠桂子滴り夏第24回俳句大賞入選
葛菓子のうす紙ほどく緑の夜 足立未明緑の夜夏第24回俳句大賞入選
鳥渡る岬の端に鳥の墓 畑中とほる鳥渡る秋第24回俳句大賞入選
虫籠のまはりより虫鳴きはじむ 佐藤若菜虫籠秋第24回俳句大賞入選
秋ともし絵本の小道辿りけり 髙橋光江秋灯秋第24回俳句大賞入選
月見草咲かせひとりの灯にかへる 福井緑月見草夏第24回俳句大賞入選

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