俳句検索

「俳句カレンダー」「全国俳句大会」「俳句大賞」入選作品（2010年以降）等所収。順次拡充予定。
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俳句 作者季語季節出典
信濃川野火を映して走りけり 関川幸榮野焼く春第48回全国俳句大会
一日をあまさず使ふ桜かな 水野雅子桜春第48回全国俳句大会
灯台へ径降りてくる春日傘 大平和男春日傘春第48回全国俳句大会
雛納め静かな夜となりにけり 蓮井いく子雛春第48回全国俳句大会
鮎落ちて月光の中流れけり 南波保子落鮎秋第48回全国俳句大会
さざ波の光の中へ蜆舟 田邉富子蜆春第48回全国俳句大会
あかあかと山に落つる日春隣 城尾たか子春隣冬第48回全国俳句大会
雀来て目白来て庭あたたかし 重見和子あたたか春第48回全国俳句大会
オランダ坂登りてゆきし白日傘 首藤勝二日傘夏第48回全国俳句大会
一通り見てからのこと苗木市 日高万知子苗木植う春第48回全国俳句大会
一陣の二羽来て鶴の村となる 羽嶋小鼓鶴来る秋第48回全国俳句大会
帰省子の三人そろふ夕餉かな 中村信吾帰省夏第48回全国俳句大会
昆布刈る二百の舳先あそばせて 杉野秋耕死昆布刈る夏第48回全国俳句大会
九十を越えてまた見る桜かな 山本セツ桜春第48回全国俳句大会
雪解川大きく曲る米どころ 立川節子雪解川春第48回全国俳句大会
鎌倉の山ことごとく暮春かな 川合憲子暮の春春第48回全国俳句大会
母の日の銀座に空也最中買ふ 芋川幸子母の日夏第48回全国俳句大会
学校を守る椨の樹五月来る 幕澤幸枝五月来る夏第48回全国俳句大会
ふるさとは今も大字稲の花 高橋八男稲の花秋第48回全国俳句大会
紙漉きに育ち紙漉く外知らず 岩村初美紙漉冬第48回全国俳句大会
畦を塗り田の方形を整しけり 荻野昌巳畦塗春第48回全国俳句大会
合格子互ひの肩を鷲づかみ 森下千恵子入学春第48回全国俳句大会
紀ノ川に大き空あり鳥雲に 武友朋子鳥帰る春第48回全国俳句大会
目印は砲台跡や磯遊び 丸谷領一磯遊春第48回全国俳句大会
誰彼に声かけられて残り鴨 岩水節子引鴨春第48回全国俳句大会
燕来る漁港に古りし船ばかり 名越奈緒燕春第48回全国俳句大会
ふるさとの山に手を振る帰省の子 安田信子帰省夏第48回全国俳句大会
ひかり撒くやうに花種蒔きにけり 横島李邨花種蒔く春第48回全国俳句大会
入学す虹の向かうの学校に 松永浮堂入学春第48回全国俳句大会
雲の峰太平洋へ椅子二つ 近藤恵美子雲の峰夏第48回全国俳句大会

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