第20回東北俳句大会

 

開催日:平成21823

於:ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイング

 

大会賞

影いつもどこか重なる親仔馬   高橋千恵

田に入るまではこゑあげ春の水  齋藤耕心

大鍋の底のでこぼこ昭和の日   大信田宏子

偕老の涼しき距離となりゆけり  和田 仁

早池峰の夜風に太る軒氷柱    菊池草庵

ぬかるみをいくつも跳んで春祭  黒沢道子

寒林の産み出す大いなる朝日   藤田枕流

囮役つとめし鮎の焼かれけり   近野羽州城

夫と言ふ連れあるうちは耕しぬ  鈴木志美恵

早池峰の闇をゆさぶる初神楽   大里幸子

裏山に蟇の声聞く光堂      久保田絹子

 

【当日句】

穂芒の風呼ぶ色となりにけり   木村燿子

かなかなに出合ひ小径を豊かにす 栗城光雄

新涼の木として橡の一樹あり   郡川宏一

 
ページトップへ